奈良大和四寺のみほとけ@東京国立博物館本館11室
こんにちは、竹田繭香です(*^^*)
更新がひと月以上空いてしまいました💦
いま開催中の「奈良大和四寺のみほとけ」を観に、上野の東京国立博物館(本館11室)に行ってきました。
国宝級のお宝がズラリと並んでいました!
「奈良大和四寺」というのは、
長谷寺、室生寺、岡寺、安倍文珠院 の四寺です。
だいたいの場所は以下です。
四寺の所在地(奈良県の地図)
長谷寺と室生寺は何度か行ったことがありますが、
岡寺と安倍文珠院はたぶん行ったことがありません。記憶にないので。
調べてみました☆
長谷寺
長谷寺は素敵ですね、お花がたくさんあって。
高校の修学旅行が奈良だったのですが(まさかの奈良オンリー笑)、コース希望で長谷寺を選ばず、レアな「柳生コース」に行ったので、修学旅行では長谷寺には行かず、大人になってから行きました。
長谷寺は割とツアーに組み込まれているので行こうと思えばいつでも行けるし、修学旅行のコースはレアな場所を選んで正解だったと思っています。
長谷寺は、初瀬川の流れをのぞむ初瀬山の斜面に寺域が広がる、真言宗豊山派の総本山です。川が急流となり渓谷をかたちづくるこの地域は、「こもりくの初瀬」と呼びならわされ、神々がすまう土地と考えられてきました。こうした神々の聖地には、仏教の伝来以降、仏像が安置されるようになります。10メートルを超える本尊十一面観音菩薩立像も奈良時代8世紀初頭につくられ、その後焼失、再興を繰り返し、古来、霊験あらたかな観音様として人々の篤い信仰を集めてきました。春は桜と牡丹、夏は紫陽花、秋は紅葉、冬は冬牡丹と、境内の四季折々の彩りが参拝者の目を楽しませています。
出典:国立博物館HPより
重要文化財の「十一面観音菩薩立像」が展示されています。
鎌倉時代・13世紀の作です。
今回の目玉の一つです。
室生寺
室生寺もしっとりした神秘的な雰囲気で素敵です。
女人高野と呼ばれていますね。
室生寺は、室生川の清流に面した、急峻な山の斜面にたたずむ真言宗室生寺派の大本山です。上流のうっそうとした木々の生える渓谷には、多くの洞窟が川に向かって暗い口を開いており、神秘的な雰囲気をたたえています。これらの洞窟には龍神が棲むと信じられ、その霊験は遠く都にも聞こえていました。奈良時代末期、こうした龍神信仰をもとに、室生寺は開かれました。以降、室生寺の霊山幽谷には宗派を問わず多くの僧がおとずれ、独特の仏教文化がはぐくまれてきました。寺に伝えられる多くの尊像は、この寺の深く豊かな歴史を雄弁に物語っています。
出典:国立博物館HPより
国宝の「十一面観音菩薩立像」が展示されています。
平安時代・9~10世紀の作です。
また、平安時代・9世紀の作で、国宝の「釈迦如来坐像」もあります。
これも超目玉です。
岡寺
厄除けのお寺岡寺は、西国三十三所霊場に認定されています。
古代政治の舞台、大和の飛鳥。石舞台古墳などの多くの史跡を見下ろす高台に、岡寺はあります。飛鳥時代後期から奈良時代にかけて活躍した高僧、義淵僧正によって開かれたと伝えられ、今回出品される天人文甎は、寺の創建が確かに義淵僧正の活躍期にさかのぼることを物語っています。本尊は、奈良時代末に制作された、像高5メートル近くにおよぶ日本でもっとも大きな塑造の如意輪観音菩薩坐像です。観音のご利益あらたかな霊場として名高く、四季折々の花が美しい寺には、厄除け祈願の参拝者が後を絶ちません。
出典:国立博物館HPより
国宝の「義淵僧正坐像(ぎえんそうじょうざぞう)」が展示されています。
奈良時代・8世紀の作です。
↓ 岡寺HP
安倍文珠院
飛鳥時代の政変、蘇我氏が天智天皇と藤原鎌足によってほろぼされた乙巳の変があった645年に、左大臣安倍倉梯麻呂が安倍氏の氏寺として建てた寺です。創建当時の本尊はわかりませんが、現在の本尊は、寺の移転とともに仏師快慶によってつくられた文殊五尊像です。総高7メートルを超える文殊菩薩騎獅像は、日本三大文殊の一つとして知られています。
出典:国立博物館HPより
国宝の経巻「文殊菩薩像像内納入品 仏頂尊勝陀羅尼・文殊真言等」が展示されています。
鎌倉時代・承久2年(1220)に書写されたことが分かっています。
↓ ホームページ
この日は、常設も観て回りました。
ちょうど、下村観山の「鵜」(屏風)が展示されていました。
岩の上にたたずむ一羽の「鵜」。
足なんかすごくリアルで圧倒されました。
遠くに小さい鵜が飛んでいるのもかわいかったです。
いろいろ見て回った後は、お約束のティータイム。
きょうは白桃のレアチーズケーキと、マスカットジャスミンティー♡
それではまた!
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